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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」/「タクシー運転手 約束は海を越えて」|林道ひまなし|
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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」/「タクシー運転手 約束は海を越えて」

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「あんなグッとくるカーチェイスあるぅ!?」
大きな声が私を追い越して歩いて行く。
「80年代にあんなことがさぁ!」
堪え切れない様子で話す2人連れの男子。ジーンズにキャップスタイルで話しながら紀伊國屋書店へと消えて行った。そう、あの小さなグリーンのタクシーたちが…彼らと同じ思いだった。
今まで見てきたカーチェイスのヒーローは「トラック野郎 爆走一番星」に登場するボルサリーノ2だった。でもそれを超える、世界一のカーチェイスだった。
史実物に付き物の創作はあるだろう。架空の人物や娯楽作品としての演出。それを差し引いても胸に残る、あの国のごく普通の人々の優しさときたら…。底抜けに親切で笑っちゃうほどお人好しで悲しいほど仲間思いで。
韓国映画は初めて見たけれど、何だこのコミカルさは。悲しさと可笑しみ、わけのわからないスピード感。関東人が恐れる関西人の文化のようだ。そして思い出す司馬遼太郎の著作物。韓国の人の良さ、優しさ。
主人公たちが乗っていたタクシーは起亜自動車のブリザという車種だそうだ。光州のタクシーたちはヒュンダイのポニー。小さくて可愛らしい非力な昆虫のようだった。それが人格を持ったようにみんなを乗せて疾走する姿は、もう主人公の乗るモビルスーツぐらいカッコよかった。
この日は水曜レディースデーの2本立て作戦で、先に「ペンタゴン・ペーパーズ」を見ている。帰り道も、帰ったあとも、ずっと頭がいっぱいだった。どちらの映画も実に心に残った。伝えること、知らせること。真実を、知ったことを。味方は少なくとも、諦めずに闘うこと。闘い抜くこと。そのために失うものは大きい。でも前に進む。その勇気。
軍隊はその国の民を守るためのものだし、報道は真実を伝えるものなはず。

…恥ずかしながらメリル・ストリープを映画館で初めて見た。ずっと昔にテレビで「ソフィーの選択」を見てから忘れ得ぬ人になった。やっぱり素敵だった。トム・ハンクスも本当によく見かける。見ると安心する。
ソン・ガンホ氏の、毒蝮三太夫クリソツの輝くような笑顔のポスターが、本編を見てきたあとだと、悲しく映る。

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