乙女高原~御岳林道

山梨へ行くとき、かなりの確率で寄る、禾生の「おむすびのおおみや」さん。初めて来たのは2005年の11月だった。あれから9年。この日初めて、
「よく見えますね」
と、奥さんに声をかけられた。確かに、このところよく来ている。
おむすびは総合芸術だ。お米、塩、海苔、具…それに、何より、見ている前で笑顔でおいしく作ってくれるお母さんたちの心意気。
おむすび搭載で盆地に入る。塩山市街を抜けていつも花があふれている道の駅まきおかへ。ここの青空が好きでよく来る。青空の下で食べるおむすびは格別においしい。今日はなぜか売店に陽気なお兄さんがいて、ぶどうジュースを試飲させてくれたり新しいお土産物を教えてくれたりした。それからS号で初めて杣口線を駆け上がり、焼山峠から荒川線を走ってみた。クリスタルラインと言えば秋のイメージで、まだ梅雨の明けないこの時期に来ることはあまりなかった。

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なんと素晴らしい、乙女高原の緑!!それにレンゲツツジも咲いている!
忘れていた。ここも「高原」であり、「湿原」だった。花の名所だった。甘利山のツツジが咲くならここのツツジだって咲いていた。ああ、来年はこっちにも来なくちゃ…。


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しばらく来ないうちに遊歩道や登山道が整備されたようで、ロープが張ってあって道がわかりやすくなっていたり、ルートが書かれた案内板も立てられていた。グリーンロッジ前では家族連れや女性グループが休憩していた。ここには水洗トイレもある。

荒川線は切れ落ちる谷側の景色が特徴で、中でもこの岩山はほとんどの人が停まって写真に収めている。紅葉の季節はさらにすごい。写真ではとてもこの迫力も美しさも撮り尽くせないし伝わらない。そして何より、名前がわからない。

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今日の岩山と、ある年の紅葉の様子。

クリスタルラインのクリスタルなところ。白い山砂。

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黒平(くろべら)の集落を抜け、野猿谷線が通行止めなので御岳線へ進む。見どころの燕岩岩脈(つばくろいわがんみゃく)。ここも紅葉の時期はため息の出るような色彩に変貌する。

太刀岡山。どこから見てもすぐわかる。

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27号・昇仙峡ラインで韮崎へ下りようとすると、途中の大きなヘアピンカーブの向こうにこの山が見える。さっき見た燕岩岩脈にも似ているけれど少し違う。今まで気付かなかったけれど、地図をよく見たらこれ、太刀岡山!?御岳線からとは真逆から見た…。こっちから見たら全然わからないじゃん(笑)。
4年前にDJEBEL:YOKO号で行ったときからの謎がようやく解けた。
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