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本谷川渓谷~みずがき林道 - ツーリング
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  ~ ふゆかい、そうかい ~

本谷川渓谷~みずがき林道

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白駒池の紅葉から3週間、北杜市まで紅葉が降りてきた。この時期は紅葉情報をじゃんじゃん更新してくれる北杜市観光協会のHPが最強。紅葉のみならず、春の開花や山歩き、施設や各種イベント、温泉、食、買い物、路面状況まで、観光お役立ち情報満載。その地元愛あふれる筆致がまた、たまらない。(^^)
そこでしきりと紹介されている本谷川渓谷が今日の目的地。初めて訪れたのは2003年の秋だった。観音峠大野山林道から下っていったときの紅葉の赤さが忘れられない。

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さて、道志みち経由で行ったらカワガラスを発見!写真を撮っていたら突然の英語!?…そこのかっちょいいカワサキのバイクの外人さんらしい。橋のほうを指さして何か話してくれているのだけれど…うーん「Picture」しかわからないっ!(~◇~;)

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そのとき撮ってもらったのがこの1枚。これが「信楽焼のタヌキ!?」ってくらいな超ブサイクな写り(泣笑)。履き古して色褪せて穴も開いているパンツにツンツルテンのジャケットが路上で暮らしている人みたいにみすぼらしい(顔は言うまでも無く)。青き道志の流れが対照的に目に沁みる…。
「新しいジャケットとパンツを買おう!」
と、この写真を見たとき決意した。

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いつもどおりにおおみやのおむすびとコーナーポケットのパンを買い、塩川ダム/みずがき湖ビジターセンター到着13:00超…(-_-;)遅。
植栽でありながらも、ここの紅葉は見る価値アリの美しさ。紅葉もドウダンツツジも、どうしてか燃えるように鮮やか。湖畔に出ればダムに掛かる2つの鉄橋のアーチが景色のアクセントになっている。

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増冨温泉郷を通り抜け本谷釜瀬林道に入ると、いきなり清流が間近を流れていて驚く。

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川沿いを道路が走っているのではなく、谷川の中に道があるのだ。


(マウスオンで写真がチェンジ)
どこからでもすぐ水際に下りられるというとんでもない近さ。

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そして進むにつれ姿を現す紅葉たち。

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橋桁も欄干もなく、ただ流れを渡るだけのシンプルな橋が景観に馴染んでいる。

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「弁慶の力石」と、石のすぐ脇に看板が据えてある。この渓谷には、他にもその形をなぞらえた名の奇岩や滝がいくつもあり、そばにいちいち墨黒々と大書きされた看板が立てられている(苦笑)。


(マウスオンで写真がチェンジ)
時刻は14時過ぎ。深い谷間に秋の陽が降り注ぐ。蛇行する谷底までいつ陽が入るのか、午前と午後ではまるで感じが違ってしまう陽射しの具合はもう予測できない。なら、何度でも来ればいい。


(マウスオンで写真がチェンジ)
バスツアーの渓谷道ハイキングより釜の数は多い。


(マウスオンで写真がチェンジ)
行く先にも来た道にも、手の届くところに紅葉がある。


(マウスオンで写真がチェンジ)
こんな眺めが、ツアー代もガイド料も時間制限も何も無しに無制限で堪能できる。平日はすれ違う車も数えるほど。歩いている人もいない。黙ってじっとしていると瀬音と山の気に飲み込まれてしまいそうだ。


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この淡い緑ももうすぐ色を変えて地面に還る。


(マウスオンで写真がチェンジ)
行く手右側の木立ちになんとなく奥行きが出てきたなと思うと、駐車スペースと広い三叉路にぶつかる。右へ上れば観音峠大野山林道。今日は左へ、本谷釜瀬線をそのまま進む。

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美しい渓流から離れてだんだんと標高を上げて行くと瑞牆山が見えてくる。白い川床、白い山砂、白い岩山、このあたりはクリスタルラインのいちばんの特徴がよくあらわれている。


(マウスオンで写真がチェンジ)
登山客でにぎわう瑞牆山荘を過ぎると天高く聳えるような白樺林が続く。青い空に純白の木肌、紅葉が映えないわけがない。思わず停まって空を仰いでいると、向こうから歩いてきたリュックを背負った人も同じように梢を眺めていた。山の挨拶「こんにちは」。バイクで来ても、歩いて来ても、みんなニッコリ。この瞬間、同じ感動を共有している人たちがこの山の中にたくさんいる。

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大きなT字路を右折、みずがき林道に入る。植樹祭のおかげで大規模開発された道。そのハイライト手前の左土手にモミジとヤマボウシの群落がある。


(マウスオンで写真がチェンジ)
今年はいいときに来合わせた。

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カーブの先、カラマツ林の上に瑞牆山出現。


(マウスオンで写真がチェンジ)
橋の少し先に大駐車場がある。広いので、停めようによってはこんな記念写真も撮れる。

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Pから一段上がった芝生の広場が、広い。写真をクリック、さらにクリックして大きなサイズで見ると、この景色の雄大さが少しは感じられようかと。
初めてこの場に立った時の感動はもう覚えていない。訪れるたびに新たな感動で上書きされるから。草木の色、山の迫力、静けさと鳥の声、何より空気感。
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